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サファイア・マン《面白い男編》〔83〕最近の現況をよく吟味しないと大リーグの傾向対策は組めないし昨日前田投手も悔いたのはきっと一番のジョン・ジェイへのフォアボールで、プイーグが落球したのは全然悪くないんだとシゲルちゃんは言いつつも、これは言ってました。スタントンの守備です。キャロルにとってはプイーグの守備の方が好きなんですが彼はしみじみなんであんな奥深い場所を守っていたか、これならスタントンの守備の方がそつがないという評価になるね？って持ち掛ける。ええ？スタントンの方が上？どういうこと？あんまり動かない方がいいっていうことが野球の鉄則にも言えて、例えばそれは・・・ずっと聞いているとなるほどなああって。あんなに長い試合にならずとも途中で試合は決った！という箇所何回か起こっていて一塁から走ったアップトンジュニアの走塁も指摘。挟まれてしまう結果に。シゲルちゃんの瞳からは理想的な試合の進め方というものがどうも頭にあるようで、無駄な動きをとても嫌がる傾向にあるんですね。キャロルはプイーグに始まりプイーグに終わるっていう試合評価になるけれど、彼からすれば、打席が九回も巡ってきて打てない選手があらわにもなって、これだけ回ればイチローならどうなるか？ってことだね？イチロー選手のことがいつも頭から離れないからこういう吐露になるんですね。