俺の凱旋こと、オレガイはみんなに黙っていたことも話そう・・・。きっとみんなは俺の本当の正体を知って驚くし、親近感が沸いてくるさ!俺はケッコーミーハー、例えばクーパー、昨日キャロルに帰り道、あそこに売ってあるのよ♪って、販社の場所を教えてもらった。喜々津だった。そこでまた、観ても一緒、貴女には絶対に買えないの・・・。俺は誘導尋問にかかったみたいに、睡眠作法にいざなわれる。俺が買えないクルマが・・・この世の中にある?絶対にというキャロルの言葉がイミシンなゆえに、俺はそこで、カリスマ化する。人生で買えないクルマなど俺にかつてあっただろうか?なにゆえに俺はここまで貧乏に・・・。こうして脳内思考がガガガーンと下降して以前なら終わっていた。しかし最近の俺はちょっとばか違う。チョットバカになってしまったのかもしれない。キャロルなら買えるようになるのでは?というところの雄雄しい推測仮定なのである。