俺は意外にも捨てることには拘らずサッサと捨てる。キャロルの家計簿を拝見するがこれでは物にならない。みんなにも言っておくが、将来になって、あのときは?とすぐにどのページ付近かを想像出来る常態になっている、それが家計簿だ。例えば俺は、十円の位、時には、百円の位は、書かないこともある。優先順位はレシート保管ではない。まずネンガッピ、ここが重要!そして品目。商品品目を見れば記憶が走馬灯のように蘇る。そのときの俺の感触が戻るのだ。家計簿をつけないからと家庭の質は劣化はしないが、家族の想い出が構築をみないという悲しい結果になるのもいわずもがなだ。