70歳の大先輩は気分が若い。

 

ひとりで暮らして行くのが最も、望みやけど、幽霊が、出たときの為に家族は必要と、大先輩に打ち明けたら、先輩は、ひとり暮らしは最高よ。なんでも、可能になるって。うちの生活態度は、よほど、てなもんや三度笠並みに古いんかもしれん。なかなかひとり暮らしには踏み切れん。この弱さは、寂しがり屋から来とる。自分は耐えられないかも…の憶測からだ。うちも、サクセスストーリーの住人になれば、上向く感じはしてくる。名は体(てい)を現すからだ。邸が係る。