エメラルド・ウーマン

 

出る杭は打たれる日本の国であっても、それを取り巻く環境が許す場合が忽然と現れた例。丸出ダメコだった容子にいよいよ、光が差して…しかも、此処まで来ても、誰ひとり、容子の文才や楽才に気が付かないのだとすれば、嬉しい姫意どころの騒ぎではありません。歴史上、いなかった人物にされそうだったのに、堂々、一堂に介してあるあの子に、ようやく、伯母として溜飲がおろせる場面に来ています。ありがとう、容子、よく、頑張ってくれた…今朝はそう労いたい自分で漲っています。