西🏝姫瑠のアディショナルタイム(246)

 

ずっと気にかけて来たお客様がとうとう半年ぶりに来てくださってあたしは溜飲を下げた。気にかかっていた・・・というのも自分のスタッフとしての未熟さで、相手が、支払いをせず、帰ってしまわれて・・・そういうことが二回ほどあり、あたしは補填するために、自分のナナコで支払って肩代わりをしていた。しかしあるとき、店に来るとき、制服を来てらしたことを思い出して、会社に催促の電話をして、優しいお客様はすぐに来てくださって、支払いを済ませてくれた。しかしお互いの心に溝が出来てしまっていたことは否めない。自動レジでナナコを積みましするとき、音がする・・・買い物代金も支払った・・って勘違いすることは、よくある。あたしも現に、何回もお客のとき、お支払いがまだですって声掛けを頂いたことがあった。あたしはその声掛けを怠り、お客様を上手く誘導出来ず、しまいには、取り立てのような行動に走ってしまい、猛省をしている。しかし昨夜、旦那さんと仲良く見えられて、目と目を交わしてお互いのわだかまりが溶解していることを感じ取った。旦那さんも笑顔であたしに会釈をされてあたしもずっと悩んでいた自分を許すことが出来たのだ。