容子はとうとう、名案を紡ぎ終えたのです。私が二度目の嫁入り前に、実家で暮らしていたとき、毎週、日曜日に、必ず髪を結って頂いた尼子美容室に、ウイッグの相談にいくことを思い立つ…髪を切らずに、しかも、バイト中だけ、使用したい旨を伝え、探していただくことが、出来ないか?今日もしも、開いていればラッキーだけど、月曜日だから、閉まっていたら、明日にも出掛けたい気持ちで喜び勇んでます。ちょうど、弟に金策の相談があり、家を出るチャンスが生まれている。どうしても、家族のスマホ代が足りない。髪を自然なままで輝かしているのも、素敵な年輪ですが、自分でアレンジして変化を、お客様と共有していくことにも接客の仕事における意味がある。私が長年通ったことで、もしや、娘さんが、覚えて下さっていたならとても嬉しいです。