イエローダイヤ・マン1300

 大谷のホームランダービー出場が祝砲となって、日本人のココロが駆け上がる。今、オルソンが打ったのだろう。大谷の19号に並んだ。これを機に大谷とオルソン、アクーニャの三つ巴競争が熱くなる。タティスとゲレーロは二人でトップを争う。アでもナでも、一発出る選手はやはり、格別で、ふたつに分かれる。ヒットが多いか?それとも、一発が期待出来るのか?大谷には、どちらも、期待出来るゆえに希少になるのだろう。しかも、いきなり、バントヒットで一塁へ行って驚かす。迷いは見当たらない。その潔さに、僕等が無くしかけたものがある。規定や既成概念は彼にとっては塵でしかない。みんなの期待を裏切らないのも、ぶれない信念があるからこそだろう。