中々自分が何に向いているさっぱり解らないっていう若い世代は多いでしょう。しかし身体に付けた資質や頭で付けた能力が錆びないように鍛練する努力は常に求められているなって感じます。日々やはり摩耗されどこかで抜け目も出て来る。どんなに俊敏を誇っていても抜け落ちがないとは言えない。そういった意味で丹念な治療を重ねて遂に復帰した柳田の姿に私は心底感動します。手探り状態で最初は守備に就かなかったんですがとうとう昨日守備に就きます。何回かの彼のプレイを見てこれなら大丈夫の太鼓判を押す。私達視聴者の前で若干、振り遅れてはいたもののホームランを持って行きました。そのバットコントロールに息を呑む・・・。復帰してすぐには普通なら無理。打てないのになぜ柳田は打てたのでしょう？みんなは病から完全復帰出来たからだよ！！とそう思うかもしれない。精神的に相当の苦難を背負いそこからいよいよ復帰まで漕ぎつけた柳田は四ヶ月もの間、チームを留守にしていました。しかしチームは首位をキープして柳田の帰りを待っていた・・・。成績に普段は余り拘らない私ではあるんですが、工藤監督の不動力量を伝えるいい機会だとそう踏まえる。いつも主位を行くのは尋常にそれが出来ていればまるで当たり前のように言われがちですが、その労力たる心の疲弊は言うまでもない。これから柳田はホームランを量産して貢献するでしょう。ここまで穴を空けてもチームが頑張って来たその闘争心を改めて讃えつつ内川のボール先見眼も称賛したい！！どんな時打席に立とうとも、彼が心していることは何でしょう？そこを是非吐露してもらいたいし今日からこう漢振りましょう。打ち川です♪
