yd809

 ホスピタリティが英訳では該当で、おもてなしの全貌が文字化されて僕はピタリという三文字にのけぞる。一寸でも間違いが許されない程の要人接客を想像して背筋がピリっと来たのだが、オリンピックの場合はかなりラフさも加味でそこまでのシャキット感は不要だろう。国を代表する選手たちに、それぞれ応援団として各国のオリンピクナーがやって来る。僕は考える。海外の人々は日本にどんな期待をしているか?とそこを思うと実はうっとりしてくる。今まで、僕は食が占める人生での割合は一割くらいだろうと高を括っていたが、ここ最近ガラっと変わった。食の評価が上がったのだ。食と言う部門は人生で三分の一を占めているのでは?という算定で、なぜ、こういう気持ちに固まって来たかというと日本の美食に目覚めたことが挙がる。最近、僕は刺身三昧の生活をしていた。刺身醤油にも拘って、数種類購入し、毎日刺身に舌鼓を打った。しかしやっぱり毎日だといずれ飽きる。その時に、凄い発案を頭に思い浮かべる。刺身も酢飯も、そして野菜も同時に味わえるとすれば何か!?にとうとうズバリ答える食材を発見する。海鮮丼と海鮮巻寿司。この二つは、海外の人々を虜にするだろうなって。この二種類には、刺身、酢飯以外に、野菜が投入で、胡瓜や紫蘇、これらが入るのと入らないのとでは雲泥の差。海鮮巻き寿司には錦糸卵が入る場合もあって手厚い。しかも二つとも安価だ。どっちかというと刺身の美ではなく細切れを上手く活用した、庶民の切磋琢磨の応用術が人気をさらに射止める可能性大で、僕は海鮮丼と海鮮巻き寿司の長所を今日は書き連ねた。刺身を様々味わえてしかも握り鮨では味わえない、安価とバラエティ。来たるオリンピックのプリンス&プリンセス効果は間違いない。