イエローダイヤ・マンy653 幾らもち麦ご飯が美味しいとはいえ、それを規定通り、一合にワンスティック入れていたら家計を圧迫することに気が付く。倹約家の僕は誰よりもそこに重心を置く。二合炊く時はワンスティックに変更する。スーパーで購入したホットケーキの素にもご執心で、水を混ぜずに牛乳に溶かして卵も加え自分流に砂糖も足して焼いてみる。これが美味過ぎる。しかもこびり付かずに奇麗に焼ける。こういう既製品に見られるのは粉が割とスムーズに溶ける利点があって最初から小麦粉だけなら僕には無理だった。料理もそうやって少しずつ向上させていくことが、イクメンではなくとも重要で今度はチーズを溶かして焼いてみたい。掃除も最近はめきめき上達して来た。これまでの無精者を変革出来たのも小奇麗というキーワードに目覚めた証しで、それはダイヤランドの彼に教えてもらう。eをaに変換しただけで人生が小奇麗になって、仲間内とのもめ事にも巻き込まれないようになったという。neetとは格段の差があるneatで自分から買って出て埃を除去するハンドクリーナーを持参して店長を驚かせたというのだ。しかもヒャッキン。誰も自分のことを尊重しないではなく、その努力に欠けていたんだなあって話した彼の目線の先にあったのは何だったんだろう。恐らく政治家には解らない。