サファイア・マンs230 ☆い☆と来た時に、やはり私の第一に挙げるキーワードは胃癌オペでちょうど七年前の今の時期は入院の準備でてんてこまい。彼は11月に入ってすぐ受けた胃カメラで異常が見つかり、その経緯の中でも意外だったのは彼自身、胃カメラを受けたのは人生で初ということ、彼にしては遅かったなあって。バリウムは検診で受けていたけど初の胃カメラでそれが見つかるのは不幸中の幸い。今思えばそうですが、当時は自分はなんて運が悪いんだ!!って嘆いていたんです。急いで食べる行員だったから癌になった、職業病に認定されてもいい!!っていっぱしのことをほざいていたんですがその前検診を受けた時点からは五年以上経過があって、もしもそのまま検診受けないでいたら今の健康は無かっただろうって。私はその頃、すでにアマゾンの経歴コーナーでコラムや物語を発表していますから夫が入院しても一時間病室にいて家に帰ります。しかしその胃を半分取ってしまった夜だけは一緒にいて欲しい!!って手を握られる。私は一気に振り払います。物書きは絶対に情に流れることはない。彼が喉まで管を通されていても私の行動はひとつ。ほなあ☆い☆いきまひょ。夕刻には 胃癌のオペも 無事終わり 喉まで管の 夫を諭せり〔くだとオン〕