ルビー・ウーマン《復讐の館おさらい編》〔197〕七時からしかブログを更新出来なくなってそれが効を奏じるなどわかりにくい話だが、大体キャロルは五時くらいには目覚めていた。以前までならそうだったのが今回の時間厳守で、きっかり七時くらいまで目が覚めないようになっていった。今朝は七時十分前に起床だった。そういうきっちりした時間厳守を敷かれて段々掃除にもやる気が出てきた。このブログ小屋を一時間は毎日整理整頓するようになった。昨日は二時間費やしてみた。アストロズとマリナーズの試合開始は十一時でそれが始まる時刻まで掃除をやることにしたのだ。しかし意外に疲れる。やはり二時間が限度だと思った。ひとつの作業をずっと続けるということが正直なくて、それはキャロルを長く生きさせるか、短命に終わらせるかわからないが、これも正直知りたい。確かにひとつのこと、創作に時間は費やして来た人生ではあるが、それは肉体労働ではない。これから掃除に精進することで今まで見えなかった人生の落し物も見つかりそうでワクワクしてくる。二時間くらいで音をあげるとは従来のナマケモノなのだろう。しかしこの時間的余裕がいいのだ。一時から夜中の一時まではベビーシッターだ。どの仕事も自分に課せられた修業だと思えるようになってきた。