逃げて逃げて逃げ押せる・・・・こういった生き方を石原慎太郎が選ぶとは思いもよらず俺が憧れた東京都知事三人が、こうも見事にずっこけるとは・・・・みんな俺の理想の志士だった。そしてキャロルも皮肉を言うのだ。あなたが見込んだ三人が全員こういう風になったってことは、見立て違いだった・・・ってこと。そこを認めて敗北宣言してくれない?って。俺は厳しい冬の岐路に立たされる。あの三人以上がいるだろうか、今の若い世代に・・・・。石原、猪瀬、そしてもうひとり。もう名前も言いたくない。若い世代からとびっきりを獅子を育てないといけないな・・・そして自分の余生が石原さんのようにみすぼらしいものではないことが光明だ。嬉しくなるし、これも妻の内助の功だろう。デルスカイしておこう。祝島路線だ。〔祝島の平さんが三代限りで終わってくれ!と孫に託した、天空の棚田のようにキャロルも脇田大佐の遺志を貫く〕