まだクエトの悲劇から抜け切れず、あのオールスターで先発で出たクエト投手がホームランソロとツーランを打たれた・・・・。この大打撃がまだ、キャロルに渦巻き音もなく襲っている・・・。じんわりとやんわりと時が過ぎて収まるかに見えて、これは相当のキャロルを襲ったオールスター悲劇として認定してもいいだろう。それくらいクエトの選出嬉しかったし、レスター投手も心の折れない選手として胸に刻んだ。そういう難病のことを初めて知った。誰もがそういった苦難を乗り越えて今があるんだな・・・それにしてもあのマッドン監督に見初められたことは大きかった。どういう人物と知り合うかで、人生の駒が挫折したり、はたまた舞い上がったり・・・ここには人生劇場の笑いや涙も加味で人情ニッポンの駒も尋常ではいられまい。キャロルは下町人情をキーワードに挙げる。ここでは仲間割れや村八分はない。〔仲間我をケサボイ〕みんなが参加出来る。そして軸となるものが思いやりの言葉だ。クエトは元同僚にみんなの前で堂々と打たれた。このことは大リーグの真正直として賞賛したいのだ。ほなあ大リーグ戦竜お願いします。元同僚 甘く見積もった 俺の負け