サファイア・マン《面白い男編》〔91〕昔の感性がいかに優れてたかをしみじみ感じるのは今の劇画でもそれ相当に感動させても何かが足らないと感じるのはほぼ全員がそう思うのでは?たとえばあのジャングル大帝があって、鉄腕アトムがあって、おばけのQ太郎があって、あの頃を思い出すと目眩がしそうに感性がびんびん来るけど今の劇画にそれほどの傾倒をしてしまう場面がない。凄いぞ!とけん制受けても、時代の牽引に巻かれてもあの頃の感動に匹敵は無い。すべてが時代の為せるワザで仕方がないのよ・・・とはキャロルは諦めません。あの頃、びっくりして、おろおろした事象が解決を見てさほど驚く材料ではなくなったというのもあるでしょう。各家庭二台のクルマ所有も当たり前になり、なんだかそういう科学の添え付けもあって、あの頃の感動を今になってなおさら伝えたくなるし、スーパージェッターやソランも同位で、今の子供達の精神面での品薄感を感じてやまないのです。世の中の事物がそうですから結婚の中身も寂しくなっています。パソコンで注文して家に届けられる。便利で結構な話のようですが、どこにも会話はなく寂しい。結婚を振り出しに戻す必要性ありますよね。キャロルはそこでの猛威は言葉だと思うのです。あなたは何が欲しいのですか?私は・・・を必要としています!