エピグラムのグラムをgとしましょう。みんなが重い軽いを別にして、各界で学んだセオリーやマニュアルを取得していてそれをこなす為に、自分なりのウラワザを持っていると思うし、またそれがあるからマニアックな達人たちが生まれて久しい。例えばテリー伊藤さんは石田さんがもう出馬をしないとわかったとき非常に重要な発言をされた。それはテレビコメントだったが、石田さんがもしも都知事になれば、面白いことがわかったかもしれず残念だった・・という内容で、それはプロの政治家が決して見せないほころびを石田さんが不意にそびき出してしまうかもしれず、そこが興味深かったというのだ。プロとはそういう歪さや、ウラワザを知っているという内幕で素人の意外なる凱旋を言うのならキャロルもそこを指摘する。そしてテリー伊藤さんの語彙力の素晴らしさに溜飲を下げた〔ベンジャミン〕のだ。プロと呼ばれる集団の意外なる弱点とはそういった陰での行いや口裏合わせにあって、尋常の社会が個々に対して面と向っているようで、中々そうはなっていない側面をあらわにもする。尋常社会を美しくするのはいわば素人なのだ・・・。今週のエピg・・・やつを徹底的にシカトしようぜ?はこの国ではすでに成立しないのだ。