野球選手でも二十年選手ともなれば格が違いますし、その野球選手になる前を見逃してはいけない。少年野球の時代から遡れば、十年や二十年はその前にあっての入団ということで、ジーター選手などの有名選手が辿った職跡、そしてビッグパピイという愛称で引退が惜しまれる彼らに学ぶのは、一打席目と同じ自分ではない、二打席目、そしてそれとは全く違う自分、同じ鞘ではない第三打席なんです。いっつも同じ様相をしてはいない、戦略がある、攻略の組み立て方を知っている・・・そして相手を威嚇する、これは笑みにあります。ここをビッグパピイにキャロルは学び中で、決して相手を馬鹿にする笑みではなくこれは表現は難しいけど明らかに投手へ向けて俺をなめんなよ?っていう笑み、しかも上質の笑みなんです。その大きなアイをキャロルに放たれて一歩前進出来ました。なめられるような書き手にキャロルもなりません。いつでもホームランを俺は打てるんだぞ?っていうオルティーズの気概にはキャロルも負けない自信があるんです。