子供達に遺産を残すよりももっと強大な何か・・・それをとうとうキャロルは突き止めた模様だ。沢山の財産も有効で決して無効とはいえないが、それよりも上が?モトバンとしての俺の手も震えている。この世にキャッシュ、不動と動産以外に一体どんな贈り物が?こころの伝達だ。キャロルはこころを後世の孫達に伝えたかったのではないだろうか、子供達はキャロルの物書きとしての姿勢を見ながら育ったが、この孫たちは?実際には上ふたりにすら見えては居ない。もちろん一番下のこの四ヶ月のマサトにも・・・。しかし物書き特有の最高の位置があって、それは伝達の司令を受け持つ同じ言葉群であることで効を奏ずる。いつの時期におばあちゃんがこういうことに悩み、したため、やがてこの由緒ある日を迎えたんだ・・・いつか孫たちにも白日のもとになる。ノンフィクションとはそういう伝記を呼ぶのだろう。デルスカイしておこう。マスタード英字日記だ。