サファイア・マン《緻密な男編》〔65〕余談ですがお金がなくなりキャロルは大発見をします。普通はかしわオニギリと呼ばれているものの人参牛蒡だけのバージョンでまずご飯炊きます。つまり大事なダシとなるこのかしわ肉がない分を焼肉黄金のタレ大匙一杯で済ませたんです。そしてある事に気がつきます。みんなもキャロんちお金持ちそうだけど貧乏そうでもあり一体、どっちやねん?って。冷蔵庫には余分に解凍した正月の残りの数の子が控える。コレダ!!と思うのです。爆弾おにぎりです。これまでは白ご飯ばかりを想定だったが、ニッポンには今、正月の残りの人参や牛蒡そして数の子、これら余す処なく使用の爆弾おにぎり、しかも数の子のコリコリっとした感触。こういうのを百円近辺で出すことも肝心で、今のコンビニはやはり爆弾に至っては全然進歩ないし、エブリワンの時津や多良見閉鎖で自分のいたヒガナガのエブリワンを思い出します。次女が時津店改装に入る前のこの店舗見て味のあることをのたまったからです。ね?なんであの文字だけが残骸みたいに残っているの?って。運転中のキャロには確かめる余裕ないけどこの次女の残骸という2文字にピリっときます。焼きたてパン工房・・・この文字のあるヒガナガ店にいた自分にも何か出来るのでは?と。