サファイア・マン《面白い男編》〔55〕母には列記とした教育が刻み込まれていたにもかかわらず、その脇田大佐の施した美しい教育は無残にも敗戦を機に木っ端微塵になってしまった。その妻が施した教育も・・・。しかしながら自分の妻キミと最期まで一緒だった娘のことを決して脇田大佐は忘れなかったし、いつか恩返ししたい!!と次女のミチ子に対して祈念したことも伺えます。ニッポンの教育はこれから良くなるのでは?ひとりひとりがなぜ規律に服従しなければならないのか?そこが怠慢になっては元も子もなくて、生まれたときから自由人などと言っていては拉致があかないということを、キャロルを題材に脇田大佐が示したのだとすれば?大きな謎が解けて解けていきますね。家庭教育の基礎も、規律から始まっているとの教えで、大きな成功の鍵、ニッポン上昇のカギもここにしかない。ニートや自由人こそ、それをもはや熟知しているのです。長い闘争の末に手にしたものにイミテイションはありません。意味があるのです。今ある自分をみんな見て吟味してご覧なさい。親から教師から頂いた言葉の破片、それで、怪我をしたり血を流すことは無いはずです。