シンデレラじゃあるまいし、そんなに夜中十二時、その三分前とかにキャロルは出勤出来ずに、いつも十五分は奉仕になる。そんなキャロルのマジメな性向を見て取ったのか、オーナーは十二時ちょっと前に出勤して下さればいいんですよって。しかしキャロルは滑り込みセーフってのは苦手だ。自分が中学時代痛い目に遭ったっていうのもある。なんとお絵描き遠足の日に、エイミーを待っている間にどんどん時間超過。それでも置いていけず、二人して中学校横の塀をよじ登って敷地にいたことがばれて職員室でビンタ!!往復ビンタ十回以上だった。エイミーはお嬢様。家に帰ってすぐに家族に話すがキャロルは話さない。自分が悪かったからだ。エイミーはキャロルを待たせてしまったことを謝ってきた。ごめんね、ごめんね、それからだった。二人が一緒に学校へいくことを向こうのお母様が断りを入れてきた。どうもあなたの前ではあの娘甘えが出てくるの。ケサボイはジーザスクライシスの反意語で、シージャスクライシス。歓喜に震え涙ぐむ彼女ですがねん~ほなあカージーいきまひょか~クルマカフェ あったらいいな カーライズ〔人々が求めるのは暮らしに密着したものでカーレースではない〕