コンビニのレジ内に記念硬貨が紛れ込むなど、滅多にないのだが、この硬貨に同僚は驚きを禁じえない。ぱちんこをするときに沖縄の海物語をするときにこの記念硬貨でしっかり固定。だからすぐに気が付く。キャロルも記念硬貨にはどういうわけか想い出がある。俺の貯めた記念硬貨をさっさと換金したり、降車時、バスで投入したりして、世間の温度を測ったりした経歴がある。この地方自治という記念硬貨は五重塔が刻まれ、なんと今年発行~それに俺はびびり上がり、その先輩の許しを得て、キャロルが自宅に今日持ち帰った。自分の五百円玉と交換してもらって来たのだ。八月第一番目のマッチを擦ったに違いない。月3本をメドにこれから十ヶ月を行く模様だ。俺は記念硬貨のすべてを喪失したが、セブンイレブンのお蔭でこうして再び巡り会うことが出来た。デルスカイ、記念硬貨山口奇遇編である。