曹長は杉乃家の露天風呂のお蔭で肌がすべすべになってご満悦のキャロル総帥をうらやましがる。自分も古湯温泉を歩いてみたいなってそう思うし、斉藤茂吉青木繁がその付近を辿ったことを思うととても分厚い歴史のページに押し潰されそうになるのだ。なんでこうニッポンの美意識、そして武意識は素晴らしいのか・・・。そして場意識。これはその場に応じて気配りがすぐに出来るという点。俺も曹長としてニッポンの本当の武の真髄とやらをそろそろ極めにかからねば。文人が感性を追うときに凡人が場意識を極めるとき武人がなすべきことは?こころの武勇だ。でわ曹長、トゥエルブ川柳、お願いします。聞こえるか?  蹄の音だよ 俺曹長〔俺もあのザ・パシフィックは頂けないとそう思う、いい映画なだけにもったいない、ニッポン人を釣り目の猿と呼ぶのはなんとも芸がないし軽い。製作責任者は一体誰なんだ?もっともニッポン人をここまでけなしていては商売そのものが成立しない〕