本当にレジを閉めるというときこそ、ハラハラドキドキで、どんなベテランであっても違算をゼロで、途中経過が終わったとき、えもいわれぬ幸せを感じるだろうし、それが俺にもわかる。ゼロで次のニンゲンに渡すときの幸せは格別~どんなことがあっても違算ゼロで、その美しいゼロ行進なのならレジ嬢としての任務・・・合格、万々歳。しかしキャロルはこの計算が苦手で棒金五円と棒金一円なら誰でも暗算で三百円と出るがキャロルはパッとしない。こういう調子で、今後大丈夫かな・・と俺は心配するが嬉しいことが、目玉飛び出すような嬉しい歓喜もあったのだという。ここがキャロルの面白い点。でわバトンを渡そう~