俺とキャロルは今、大の仲良し!!それというのもダイリーグのことを教えてやった俺の貢献度をあいつは心から喜ぶし、いつもありがとう!!って言ってくれる。そんなに誉められると俺も初心に返ってしまうし、訊かれついでに俺はアメリカは日本の野球をどう思っているのか?一回は尋ねたい!って話してしまった。日米通算など、せっかくの記録も棚上げされることが実際あって俺は山程いいたいことを控えている。しかし出さない。アメリカに負けたという想いが、ほろ苦さが俺の気持ちの根底にある。敗戦モードだ。昨日も敬遠してもいいのでは?という場面二度はあった。しかし敬遠せずに相手は適打、リンスカムが失点を重ねた。俺が監督ならその次がピッチャーなら迷わず敬遠し一塁へ行かせてピッチャーと対決させる。しかし昨日の監督は違っていた。人それぞれ手法があって、俺はアメリカ大リーグの監督全員を尊敬している。最も好きだったのは前レンジャーズ監督のワシントン氏である。