ルビー・ウーマン《黎明編》〔79〕俺たちが三月期の締めを来週やることになりそうだ。本当に名誉あることです。今週はだから、これからの方針について触れておこうではないか?俺たちの会話についてですね?俺たちにも人格の定義がまず要る。それはいえますね、いくら俺たちが黄泉の国からの旅人とはいえバス乗車なんかを拒否されたら哀しいですよね?それはある、今のところは全く問題はない、俺はそうだが脇田大佐は?俺も12分に満足しています。俺への中傷や威嚇、全くありません。この国だからそういう配慮があるのかもしれない、例えばこっそり罪人をかくまうといった物語もよくある、女性への蔑視は相当あるこの国だが男の本領は優しく神に近い。正にその通りです、ニッポンだからこそ容子の文章が守られているとそう思います。よかったな?海軍からは1人の絞首刑も出さなかったとはいえ、俺たちがもしも生きて終戦を迎えていたら?そうです・・・いや、脇田大佐は心配無用だった、なぜなら佐官級での処罰自体考えにくい。それは、そうかもしれません。俺は敬礼の意味についてを深く吟味してしまった。あの映画ジャスティスですね?そうだ、部下が本当に尊厳を持って敬礼するときが、あることを・・・。正しく俺も考えました、命をどう使うかですね?あの映画のように容子に敬礼をする者が現れるとすればこころから尊敬するニンゲンのみ。それはいえますね、そういう意味でいくとわかりやすいかもしれません。自分の配下には厳選人材を容子はすでに考えていますからね。なるほど、ジャーナリストがにんまりすることをジャンマリとしとこうな?