ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔70〕あるとき父が歓声をあげるんです!おお、これは大発見だぞ!!ってね。母は一瞥しますが、フンとソッポを向くんですが、観てご覧、この要領でやればおむつを洗うことの手間が省ける。いいからそういうこと言ってないで速くさっさと済ませんね?って怒られています。一体なんのことか、キャロルは知りたいがために父にテレパを送るのです。いい案だよ?相手が怒っても、相手の言いなりじゃあ男じゃない、しつこく意見を言うんだ!!とハッパをかけます。父はコワイ・・・って三文字返しますが、キャロルは自身が知りたいがゆえに今度は母にモーションを掛けます。相手の言うことを邪険にしてばっかりでは、いずれ、おハチが回ってくるよ、この国にある因果応報思い出すんだってね。母は温厚になって、まさかの変身ですよ~あんた、今なんか言った?ってね。ああ、この要領でやればおむつ洗いがとっても楽になる、しかもきれいにうんちが取れるんだよ、やって見せようか?母は黙認して見ていました。なんと水洗トイレのレバーを押して、水流す、そしてその水流の突破口にうんちの付いた布おむつをあててしばらく流水、付いていたうんちがほぼ取れてしまう。あとは洗濯機さあ~母はびっくりしません。それくらいのことは、何も、水洗トイレを利用する程でもないとまた、そこで小競り合い。しかし母は少し父を見直すんですね・・・。この男が要領というものを知っているなら、熟知するなら出世も早いかもしれないって。完全なかいかぶりに終わりましたがねえ。