わからないことが生じたら、徹底的に調査しないと気が済まない。それが妻キャロルの目敏い点だ。今朝もダリル・ハンナローラ・ダーンについて、別人かどうかを調べていた。その部位は俺にもあって両者拘る分野は相違しているが、徹底的にわからないと気が済まないってのはある。例えばキャロルに透視されこころを見透かされ、それが続行している俺の人生はちょっと他とは違うかもしれないなって。つまり俺も透視能力が少しずつ付いてきているっていう注目点なのだ。透視されるっていうことは、誘導尋問に掛けられ、遂には吐いてしまう、吐露だよね?こういう行為は相互に現れ、俺がやつのこころを見透かすこともたまにはあって、随分上達したんだな?って俺はやつれる。そう・・・こういったリーディングっていうのは、精神疲労を起こさせ、俺は自分の腸や肺よりむしろ、こころの劣化が怖い。天才を育むというと聞こえはいいが、傍に居るパラノーマシゲコこそ今生の地獄ということなんだ。