パラノイアシゲコはカプセルサウナのこのカプセルの中も結構いごこちがいいことを体感。これで、小腹がすいたときの乾パンでも脇にセットしてあれば言うことない。しかしながら、転勤の時期にそのまま、あのハイツを気に入ったキャロルが、よしんば棲む!と言い張っても、なんとか継投策はあるのでは?とも思えてきた。ここで、打開案をお互いぶつけて、傷付け合うよりももっと、理想に近い道が確固としてあるのでは?ここからが優柔不断人間のズルい頭の構図。父としての威厳や、夫としての地位。こういったものが崩壊することを恐れたのである。しかし、どっちもは得られるはずもない。それなのに、どっちも欲しがるのが、優柔不断人間のおぞましき人格。キャロルは煮え切らない男が大嫌いとそうのたまうし、何度も罵倒されたそのセリフにもあった。優柔不断人間が国を潰すのだ!って。しかし、一介の家庭の主婦であるキャロルがなぜ??不思議に思ったし、国とか人々とか、世の中という言葉やけに多いんだよね~アイツは桁違いの気違いなのか??だとすれば、やはり、俺様の認識の方が正しいとなる。アイツの伯母さんだって父親だって、諦めて帰った口。決して、妻キャロルが正しいと言って帰ったわけではない。しかし・・・問題はあのふたりの同僚だ。家に呼んだばっかりにすぐ会社に届けると勘違いしてしまった。自分は一体何者なのか?バンカー一筋なのか、それとも父親であり、亭主なのか?すべてを一挙に欲しいのに、どれかひとつに限られているのはなぜなんだ?