本日は時間も三時間パックにして、少し、エッセイを書いてみようと♪いろいろなこと、今週はあり過ぎて、キャロ、頭パンクしそうなんです。それでも冷静を保っているのは、この一週間の動き。とっても大事で、この、ワンウィークによって、父の一生の、最期の部分のトーンが決まるんですよね。暗い音調、悔いの残る色調では、よくないように思えるんです。なぜなら、父は、キャロよりも、数段上の情操の持ち主。その父が、世の中に認められることもなく、このまま、逝ってしまうこと、それ自体に無理がある。キャロには想像に難くないんです。このまま、父が死んでも、世の中の誰ひとり困らない!と世間は言い張るかもしれません。でも、キャロには、そうは思えないんです。父の父・・・。和田光男の話になりますが、お家騒動の渦中、無一文になった人物なのです。今は、その旧家は当時に比べれば勢いはありませんが、そういう血が、父にも流れている。光男は染物では、当代随一と言われた、染め師。タヤも兄が二期、矢上村の村長を勤めた人物の妹ですから、それなりの家に嫁ぐ覚悟でいた婚姻でした。しかし、熾烈なお家騒動の末、光男は無一文になった。和田家に養子となった意味さえ、なんだったか?とさぞくやしい思いであっただろうと。でも街の人々からすれば、そんなの関係ありません。自分達に波及しない限り、見世物でしかないのです。だからこそ、父に奮起してもらわないと。キャロの出世も父をないがしろにして、絶対に起こりえないのです。