キャロ、手提げを見つけたんだ~これに、宇部時代の短歌、40数首が混じっていてねえ、この35才から、47才まで、一日も欠かすことなく、新聞投稿をしていたんだけど、その12年を遂に達成というとき、喜びを語った文章を送付していたんだ。兄弟で一番末っ子の息子の誕生日でもあったんだ。忘れもしない。12月12日。投稿を断る文面のファクスだったんだ。留守にしていたから、キャロに安堵が走ったんだ。こんな、記念の嬉しい日に、そんな哀しいファクスが来るなんて・・・。でも真っ先に、受け取ったのが、キャロで良かったって。誰にも話さなかった。相手側はもちろん、大新聞社。あろうことか、キャロが送った文面の上から、殴り書きして送ってきていたんだ。靖国神社参拝を推進している大新聞社なんだよ。こういう、非常識で、不躾な行為を見て、自分はもう、原稿を送るまいって、もったいないって、気が付いたんだ。小学校、中学校、高校と12年間、無遅刻無欠席っていう、夫の記録には、堂々並んだじゃあないかって、自身の中で、ケリをつけたんだね。それから、一年間余り、筆を折ったんだけど、書かないでもいられる自分ではなかったというテンマツ。キャロの筆を一年以上折らせた、右傾の新聞社が日本にあるという事実は、ちゃんと知っておいたほうがいいと思うわ~