みんなとこうして、短歌でふれあえるなんて、嬉しいなあ~朝日歌壇にも、ハガキ5000枚は送ってるけど、ここは正直、キャロ全く評価してない。自分の中で、短歌っていうのはね、ひとつの未知の細胞なんだと思ってるんだ。その細胞が、どんどん増えて、脳の闊達化を促進させる程の生命力を、キャロの短歌は持っているんだ。しかし、選者が、いかに優れていても、あの先生のように、いつかは、恣意的な手法になっていかざるをえないなら、文学はやがて死を迎える。そこは、必至なんだ。選ぶ側の能力の欠如は、教育界で、周囲を伺う女性校長と同じ。社会で、男と同等に働く女性のみを、世間はマスコミはずっと、もてはやしてきたからね。それが悪しき空洞を生み出してきたんだよ。母親も内向き。子供も当然そうなる。しかし打開策はある。メディアから出される情報を、決して鵜呑みにはしないこと。都合のいい、帳尻を合わせた情報ばかりを、実際、精査することこそが馬鹿げてるんだよ。キャロは胸を張って言える。ここで発表する短歌には、生きている細胞の勢いや、息吹以外に重要なものが含まれている。国が持つべき気概〔エネルギー〕だよ。この国がいかに、内向きを強制してきたのか、井の中の蛙〔かわず〕社会であったかが、これから逐一証明されても、誰ひとりとして文句は言えまい。