キャロ生きているのに、20年間、幽閉されていましたが、もしも、映画作成するならね、現代の中年のこころの闇・・・。それを、描きますね。キャロの場合は生きているのを、死んだことにされてたワケ。その逆・・・。わかんない?でしょうねえ。凡人に分かるように、説明するのが、いわば、キャロの日常的茶飯事。いいですか?父の年金が、どうしても、永続的に必要な人間なら、どういう手を打ちますか?もしも、その父が死亡しても、生きているっていうことを、知らしめるための、手段になりますよね。通帳も印鑑も名義は父。それなのにもはや、息子が来ても、銀行はお金を引き出して渡す。本人でなくともね・・・。あとは、生きている当時の声の録音・・・。もしも、玄関ドアが開かなくても、この生存中の声があれば・・・。こうしてね、30年もの間に渡って、不正受給を犯す中年の男の生涯を、猫6匹も絡ませながら、描くね。親の年金をあてにしている男・・・。これが、法外に多いっていう日本の現実から、端を発しているんだ。死んでいるのに、生きているように見せるっていう工作。映画人なら20通りは編み出せなきゃあ、プロとは呼べないんだよ。