ようやく下の入れ歯が完成して、教授もキャロの人相が、がらっと変わって良かったって、喜んでいるんだ~なんだか、子供の頃の、理知的なキャロが戻ってきたみたいな法外な歓喜なんだ。上の入れ歯は、この下の調整が終わってからがいいらしい。キャロ、いつも、中国に行ったら、大スターになれるって、中学の頃の友人に言われていたんだ~目が大きいことと、東洋人特有の、香港系美魔女なんだ。これまで、気が付かなかったけど、芸能人は歯が命っていうあれはむしろ、この際、言い換えた方がいい・・・一般人こそ、歯が命なんだって改めて思った。食うことの楽しみ無くなったら、一体何が残るっちゅうねん?キャロの言ってること、なまじっか正解だろ?キャロが入れ歯を作成したのは、食う為ではなく、明眸皓歯になる為でもないんだ~ユーチューブで、歌を歌うためなんだ♪声量を出して、語彙を表現して歌おうにも、歯がないことには、ムリ!!スが発声出来ないんだ。キャロの歌声が、激戦戦闘区域で、爆弾を持って、今正にそれを、投げようとする兵士を、蹴躓〔けつまず〕かせるんだ。目には目を?目にはマスカラだっぺ。歯にははあ?しっかりしなよ、歯には歯命保険。兵士には?爆弾おにぎりだよ。それを開けるとキャロ作曲の子守唄のイントロ。どんな、冷酷な兵士だって、キャロの歌声を聴けば、イチコロ。うたた寝をして眠りこけるんだ。そして間違いなく神の手中で永遠に守られるんだ~凄くねえ?