もうひとつ、ケヴィン・ベーコンさんによる、フットルース。これは、ダンスが体操なのか、抱擁なのかっていう線引きで、悩むアメリカなんだけど、各国に通用する問題点を彷彿とさせているんだ。そして、極めつけは、夫婦の絆にまで、ひびが入りそうになるんだ。お互いの葛藤が仔細に描けている。日本も成長過渡期にあった頃、いえ、今でも、つい最近ダンス論争あって、すったもんだあったけど、線引きってこれ程、難しい問題はないわけ。でもね、意外な処に盲点はあるんだ。例えばね、ホームレスで、悩んで、苦慮したマックがあったとするじゃん!すると、そこを遡って見れば、ヤンキーで悩んでる、マックもある訳。そのヤンキーっていう言葉は、元々、そういうやんちゃな少年を指す言葉ではなかったんだ。だけど、どういう訳か、今は、荒くれ坊やなんかの総称と化しているわけ。一番、そういう顧客で、悩んできたマックにやれること、見えてきたよね?これは凄いことなんだ!ヤンキーである若い内に、きちんと、イッパシにしておけば、ホームレスで、悩むなんてこともない。もう一度、このビデオを見て、再考する価値はあるんだ。そして、どうすれば、線を引かずに済むかのヒントにもなるってこと。