そして、宿矢教授の純粋な部分を褒めるんです。彼が一回ねええ~って言って。その話を聞いている間に、とんでもないおっそろしい、ハチャメチャ級の男と所帯持ったことが判明。それは、師走も押し迫って、ようやく今年の最後の一週間っていう時に、月俣氏が女子行員に生理休暇を与えたことを、知った、教授がこともあろうに、月俣支店長の机をゲンコツで叩いて、叱責したっていうんです。キャロ涙、乾いてきましてね・・・。ナンッチュウオトコヤ?ってなって来たんです。次長の時かって思うと、代理の時っていうから、開いた口に水鉄砲ですよ。グラスの水を吹きそうになりました。それを、見た行員達がびっくりしてねえ、微動だにせず、見守ったっていうから、行員のひとりでも、教授を抑えて、なんてこと言うんだ!支店長に向かって!って言えるような奴がいれば・・・。いないから、そのまま増長していったんですよね。月俣氏は、ご子息が、九州朝日放送のアナウンサーになられた位ですから、ご本人もいい声をなさっていて、ひとつ、言っておきましょうって、追加されるんです。男っていう生き物は、メンツが背広を着て歩いているようなものなんですよ・・・。キャロそのこころの深さに驚くと同時に、そうです!ここで、エピグラムっていうものと、最初に出会っていますよね。しかも月俣氏お手製の。あなたはそんな男のメンツに右往左往せず、しっかり、生きていればいいんですよ、いずれは、その背広、脱ぐんですからっていう風にキャロ解釈したんです。あ、大事なこと、彼に関して、あとひとつ、言っておかなければ・・・。はい!キャロは起きた赤ちゃんの口に生クリームを運びながら、意外な言葉を耳にするんですね~実はね、僕のマージャンの先生は彼なんですよ。恐らく、当行に措いては、ナンバーワンか、ツー、いずれにしても、マージャンの神様って言う異名が付くくらいですからね~キャロは実際、マエダンの時にも対峙している、この麻雀という二文字にまたもや、ここで出会うんですよねえ。麻の衣を着た雀ちゃんっていう意味なのかね~