イエローダイヤ・マン《標榜編》〔518〕大谷投手の左足首の怪我も僕が心配したまではなくて安堵のため息をついていたが、チームが連敗ムードになってきて、特に、最初の盛り上がりが良かっただけに自分なりに考えた。キンズラーの一番に僕なりに実は開幕当初から思い悩んでいたというものを公開したい。この中距離ヒッターがまだ、打点が思うように伸びず、きっとソーシア監督も同じ心境でいることは間違いなく、じゃあ、誰に一番を打たせる?というと実はそこがいない!!という今のエンゼルスの現況が物語るものは大きくて、大谷投手をこれからいかに伸ばすか?っていう課題よりも先にここがメーン課題になっていることを僕は指摘する。一番スプリンガーがアストロズで、一番ベッツがレッドソックス。この二人を見ていると逞しいチーム将来も見えてくる。同じアメリカンリーグだから、この二チームが争うことになる様相は今のままなら濃いし、一番が従来とは全く違う標榜を背負うことになって早三年、僕は改めて回想する。なぜなら、いきなりホームランをかっ飛ばし、先発投手を根こそぎ失望させうるほどの役目を一番打者が担うなど、昨今なら当り前だが.......実は、そこまでMLBが革新を遂げて今日に到達したことを立証するだけに、僕のもの言いもより慎重になるのだ。