イエローダイヤ・マン《標榜編》〔49〕なんといっても万人から人気を博したのは学習塾トライのCMで、おじいさんが面白い。喋り方もだが、おじいさんの真実を想像させたり含みを持たせる手法で俺の中でのダントツだが母の世代がどう思うかを訊いてみる。やはり、これは番外のダントツと返って来る。番外は通常言われる番外ではなく秀逸の意味で特に突出するらしい。あの勉強が嫌いな娘が言うシーン。ベッドの下に手をあてて。いいんだ、ここに隠しているものばらしてもいいんだ?って。俺の想像力をビハインドにしてしまう会話で、案外これが一位になるかもね?って。なぜなら視聴者の想像力を掻き立てまくりでしかもその隠しているものには一切触れない。この距離感だろう。勉強にうるさいおじいさんのことだ。将来を考えてへそくりをそこに隠しているのか・・・それともCDなのか。みんながいろんな想像が出来て速度バイマシにすることがCMの効果をいう基礎にはある。俺の心はクリスマスというのにアメリカ仕立て。カトリック仕立てだ。ニッポンの風習がこのクリスマスを機に四方八方に飛び火する。クリスマス派は若者。そしてシルバー派は神社だが若者は人気大好きで神社にも参拝する。混在した文化を統合せずありのままがいい。この雑踏の音こそがニッポンを占う絶対語感といえるだろう。