イエローダイヤ・マン


 僕は昨夕素晴らしい方と出会い今奮起している。最初は、カーブスの前の長椅子で世間話をしていた。しばらくして、お互い波長が合うを、感じ、勇気を振り絞り、年齢を尋ねた。すると、80歳になられたという。傘寿だな…と思いはするが、読み方は分からず、相槌を、うっていた。お互いの環境を、話すうちに、ふたりとも、未亡人だとわかり歓喜した。僕の読みが当たった。次は七年忌でお坊さんに来てもらうと話された。ふたりはうちとけ、僕は時間も忘れそうだった。未亡人にしかわからない悔いはある。しかも、同じ肺の病で旦那を亡くしていた。彼女は、待ち合わせの親友が来ないので僕に手作り弁当を託した。今それを味わいながら執筆している。