アクアマリン・マン

 

1月もとうとう明日、月末を迎える。速い。1年はこんな具合に過ぎて行くのなら、2024も、てっとり早く過ぎ去る算段だろう。黄泉の国に僕は旅立ったと言うのに、まだ、あの世のことを辛辣には語れない。オブラートで包んで話さないのも、確たる自信がないからだ。若者の可能性は100パーセントの確率なら、シルバーが持ちうる可能性は、数字にも満たない。恐らくゼロに近い。そこまで歳を重ねて、出来なかった人に、期待を賭けられない。世間様はそう言うはずだ…理屈は合うとみんなは同感するだろう。サクセスを手にする人々は皆、共通して気持ちが若い。若者が驚愕し跪くほど、アグレッシブだ。年寄りの冷水を死語にして久しい。そういうシルバーに、みんながなれる予感がしている。