モテる男の100のメソッド

 責任転嫁は最もさもしい。しかし、みずから、責任は僕に……とはなかなか言えない。世の情けはある。そこまで、問い詰めなくても、良いのでは?優しい配慮ももちろん否定しない。厳しいあたしかもしれない。自分には甘く、人には厳しい。しかし、今の年齢に来たからこそ、見えて来た視界がある。花を例に挙げよう。ようやく、我が家の木槿が二輪…花をつけた。この白い花弁を見ていると、たまらない激情に駆られるあたしがいる。今年は蕾を見つけるのが難しくて、半ば開花は諦めていたからだ。二輪も咲いてくれて、ありがとう。これは、白い色でも、潔白を表明するしろ。花弁を撫でてあげた。(93)地球に愛をもたらす人類でありたい。