ルビー・ウーマン1004

 朝からひまわりという映画を見てまた泣いてしまいます。マルチェロ・マストロヤンニのように愛されたスターは世界広しと言えどいない。演技力、甘いマスク以外に、果たして何が、女性の心に突き刺さるのか?じっくり朝から拝見していたのです。恐らくは弱さです。二人がようやく、再会は叶っても、お互いに伴侶がいて、子供が生まれていた…幾ら好きでも、子供を犠牲には出来ない。それなのに、彼は何処かへ行こう、一緒に暮らそうと、ジョブァンナを誘うのです。激情家。熱情家ですが、こういう無理難題を極めて感情で押し切ろうとする態度は危うさがある分、女性を虜にし、翻弄させるのでしょう。イタリアは日本と同盟国でしたから身に滲みますね。f:id:hn0709:20211207223433j:plain