イエローダイヤ・マン1338

 承認欲求が皆無の僕は自分自身の評価枠を最優先するし、それが無頼派の証しだろう。誰にも評価されたくない。むしろ、嫌われたい。やばくね?好かれたいと、ことさら思う人間は邪心の塊。それなのに、本人は気がついてもいない。だから、僕はあえて承認しない。スルー出来るし完璧だ。評価を誰かに申請しないと、不安でたまらない人々は、将来に不安がある。愛にも不足を感じている。しかし、その健全な眼差しこそが、僕にないものだ。独身時代を謳歌したい。その時代にしか、やり遂げられない極上の仕事は既に横たわっている。