色々な案を鏤めながら、今の若者がどの一点で結婚にいまいち踏み込めないか?その理由がどこにあるかを次の宝石を選びつつ考えています。ブラックオニキスで一応まとまりそうです。英字はbo〔ブラックオニキス・マン〕になりますね。この章ではいつものエッセーやコラムとは違いフィクション性が活用出来るとあって、若者の深層心理と中年の深層心理、そしてシルバーのそれまでクロスさせながら年代別に捉えているんです。それらはジェネレーションごと若干異なるし、差異の中に埋没する感性とかセオリーを出せたらな?って。主人公は独身男子にします。三十歳を超えてそろそろ結婚の願望が顕著になるけど、まだ、一人もいいなっていう年代。この年代は親に結婚資金をもしかしたら出して貰える層も多いかもしれません。しかしそれを実際に言うのも憚られる。相手の女子に何を望むかと言うと、やはり希望は共働きで家でオサンドンをさせる積りはない。しかし相手が作家とか詩人なら別です。何か家でのワークで強いものを持ってしかもそれで収入が出るのなら家庭で十分。裁縫師やデザイナー、設計士なども挙がるでしょう。妻はそういう設定でもいいな!!とは思いますがやはりどこかに抜け落ちが必要となるのです。完璧ではないからこそジレンマは生まれそこを補てんしようとしてもっといいものが出来上がる。まだ、日曜日まで六日あるのでじっくり人物設定をしていきましょう。