ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔8〕あなたの熱心さを思うと私もヒトハダ脱ぐ所存へジャンプしてしまうのですが、なぜ、それ程商売が好きなんですか?実は・・・私は果物屋の娘なんです。ほおお、そうだったんですね。果物には賞味期限があって、乾物への憧れが小さい時から強く起こった。ああ、それはわかるなあ、我々も卵を買うときは目玉を刳り貫いて値を見極めます。今は美味しさに拘るとはいっても値運びは堅調で、ある一定の水準さえ維持しておれば最後消費者が見るのは底値になった価格。底値プライスをいかに固定出来るかが勝負の分かれ目。それならどんどん安くしていけばいいと思いがちだけど、拘る一点を持つのと持たないのとは、リドア率が違う。ああ、それは言えますね、再び相手がドアをノックしてくれなければ我々の商売もストップバイストップ。そうはならない基準はなんなんですか?さあ、それを教える為に、あなたにも私のブレーンに加入して貰えれば助かるんですがどうしますか?ブレーン?はい、必ずメディアが媒体としてスポンサーを欲するように私はブレーンを乞います!!じゃあ、それを締結するにはどうすれば?あなたにもアイデアを出してもらえたらゴッドです。週一回のわが社ブレーンの集まりにパソコン会議でもいいから加わってもらえれば?マレは即刻承諾しました。