サファイア・マン《緻密な男編》〔103〕今週の絶対価格をここで紹介しておきましょう。ザスカイイズザリミットで、これは俗にいうニッポンの下着、ランニングシャツですが迷彩柄のいいのを購入しました。大村イオンのCHIPPER CHITで半額になって税込み745円。迷彩柄を身近にまとうと気持ちがキリっとしてくるし生地も中々いいようです。キャロルはまさか自分が将来、こういうブログ稼業に精を出しているなど想像だにしていません。その頃が、まだ三十一歳になった頃ですから夫と二人で、いい家庭を築いて一杯幸せになりたい!!という素朴な願望でいたのです。もちろん文学や音楽を極めることも目標にありましたが、まだ、自分が何に合っているか?何をやるべきか?適性がわかっていない状態だといえます。じぶんは彼の真正直な性格に惚れていたのに彼はそれに全く気がつかないどころか、まるで無神経なんですね。主婦の仕事を家でこなしてくれればいい、会社に届ける時期は任せて欲しいの一点張り。もう手の施しようも無いくらい傷付いているというのに相手はなぜ?と逆に怪訝な表情・・・。キャロルはルビーの指輪を見つめ深いため息をつきます。いくら会社の慰安旅行で長崎に来ていたとしてもこの指輪にはちゃんとした意味があったのいでは?無神経だったのは自分なのでは?とすら思えてくるのです。