訣別の朝という映画を観て感動してそのまま寝てしまった昨日で、あのままブログも忘れ寝たことが今朝のスッキリを呼び起こし爽快だ。あの映画は次女の前からのお薦めで中々一緒に見る機会なく昨日だけは頑張って観た。九時には就寝のキャロにはちょっときつい時間帯だったが、それを見て、十一時過ぎに寝たことが幸いした。改めて思うのはアメリカの兄弟を思う気持ちの強さだろう。法の方が常に正しいんだよ・・・と普通は言いたくなる場面だが、寝取られた男が警官だったという設定がなおその映画をふさわしいものに変える。映画が持っている素晴らしさはもしかしたらそこかも?っていう定義にもなるし、人類への宿題かもしれない。自分達が思う正義と家族がまっとうする正義がかなり距離を持つことがあって家族がまっとうする正義が人々を感動させるのならそれは一目に値する。キャロルの長女の旦那が同じ仕事、溶鉱炉の仕事をすることもあって、この映画は今年のイチオシにいきなり浮上する。ケサボイは速くて、クールで、熱い男、そして根がキマジメな男が目白押しだということだ。最初に次女がいう。これは地名なのかなあって。訣別の朝の前にカタカナがある。そして決別ではなく訣別とした点が良かったって彼女はいう。理由はわからなくともいいという。ケサボイは訣別感である。