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ルビー・ウーマン《黎明編》〔131〕ニッポンには突出した人物が過去より現在に至るまでしのぎを削り、その映像に容子は面食らっているという状況ですが、いかが思われますか？それは成長促進剤だと俺は観ている。悪い影響はないでしょうか？ああ、それもないとは限らない。しかし・・・しかし？ニッポンにおける当面の課題は臆病からの脱却、そこを思えば容子とて危ない危ないの一点張りではおられまい？はあ、容子はマスコミを完全に叩くすべての証拠を持っていてそこが逆に心配なんです。しかし脇田大佐、容子はけむに巻くという術を持っているのではないのか？それは効力として認められますか？もちろんだよ、今だってほら穴のような場所に身を屈めているではないか？はい、少将きつくなってギリギリ健康を保っている状態でして。ほら穴が最も安全だとそもそも容子はなぜ知っている？それひとつを例にとっても心配には及ばん、なぜなら新しいメディアが誕生するからだ、容子を決して痛めつけないメディアだ。無視や幽閉もないんですね？もちろんだ、反映こそがメディアの使命、そこを怠ればどうなるか、いわずもがなだ。わ、わかりました、ホラ穴容子はこのままでいいんですね。ボラジャ～