閉まる時間ギリギリには五十円引きになったりそういう情報だ。閉店前何分なのか?しかしその情報を知っているのは大勢だろう。常連さんで余裕を持って買いに来る人、しかし予約してたわけではないその分の不安はある。最後に余ったものでいいと遠目に覗く近隣店舗に勤める人や客、初めて知ったキャロルのような立ち位置、そして常套買いのニジネスマンやサラリ女子だ。絶対あそこで買って帰るのよ!お夜食にするの!って雨の中を奔走しながらそこを目駆けてくる。息使いでわかる。消費者の姿としてここに四つの類型あることに気が付く。イチゲンサンはキャロルだ。しかしこれは動く可能性ある。これから買うかもしれない、得意客になる可能性否めない。商売のコツってか骨子の部分。キャロルが甘いものに弱いってことは前々からで、酒にも強い。真の二刀流~しかしシンコシナンコシ〔新越谷と南越谷の愛称〕の魅力の元本はこういう目立たないけど堅い人気をリードしている店にあって、この立脚は大きい。キラキラ感は決してないが、必ず閉店までに売り倒す。ここかなあ?売り倒すは全部売ってテントを倒すことだ。